白菜。そして、山川豊。

夢と現実の区別がつかないことは、よくある。

日曜の朝。
目覚ましが鳴った時、頭の中には音楽が流れていた。
すぐに目が覚めるように、なるべく耳障りの悪い音を選んで、
最大音量にセットした携帯の
「リリリリリ!リリリリリ!」というコールが、
なぜかその音楽にぴったりのリズムを刻み、
私はまた心地よい眠りの中に戻っていきそうになる。
そこへ、優しげな男性ボーカルが加わった。

「アニー。アニー。今日はレッスンでしょ、起きなさい」

あれ?旦那さまの声である。
なんで旦那さまが一緒に歌ってるのかなぁ。
そこで、うっとりと目を開けた私の第一声。

「ホイットニー・ヒューストンの曲の話って、したっけ?」

一応、自分に夢と現実をごちゃまぜにする癖があることを
了解しているがための疑問形である。
そして、もちろん旦那さまも、それをよく承知している。

「ううん、してないよ」
「ホイットニー・ヒューストンの曲をね、ブリ、ブリ・・・誰だっけ?」
「ううん、そんな話してないよ」
「曲をカバーしたっていう話だよ?」

私も相当しつこい女である。しかし、旦那さまは辛抱強い。

「うん、うん、大丈夫だよ。それは夢の話だから」

あやすように言われ、ようやく私はしぶしぶ体を起こす。
歯を磨きながら、「あぁ、ブリトニーか」とやっと思い出した。
ブリトニー・スピアーズが、ホイットニーの曲をカバーした。
そんな夢をみていたのだった。
特にブリトニーが好きってわけでもないのに、
なぜそんな夢をみたのかは謎だ。
フロイト的夢分析派なら、
「ホイットニー・ヒューストンは男性の象徴で・・・」
とか言いそうである。
フロイトって、どうしてなんでもかんでもエロスの方向へ
もっていっちゃうのでせう。
あの夢分析をすると、自分の頭のなかはソウイウコトで一杯なのかと
ちょっと情けなくなってしまう。

それはさておき。
歌手や俳優の名前が思い出せないとか、
映画や曲のタイトルが出てこないとか、
そんなことは現実でもしょっちゅうなわけで、
脳細胞が日々着々と破壊され続けるうちに、
とうとう夢の中までボケが進行してきたみたいだ。

先日もどういう話の流れだったのか
(はい、それさえも忘れましたが)
お店で鳥羽一郎の話になった。
「もと漁師なんだよね」
「そうそう。弟も演歌歌手なんだよね」
そこで、ハテ?とみんなが首をかしげた。

弟、なんて名前だったっけ?

知ってたのに。ちゃんと知ってたはずなのに。
鳥羽一郎のファンでも、その弟のファンというわけでも
ないのだけれど、
いや、たぶんファンが名前を忘れはしないだろうし、
ファンなのに忘れたのならそれこそボケの進行極まれり、
なのだけれど、
やはり知ってたはずの名前を思い出せないというのは
なんか気持ちの悪いもの。

「鳥羽一郎がもと漁師なら、きっと弟もそうなんだよ。
たぶん、波とか島とか海関係の名前だよ」

確信をもってそう言いながらカラオケ本をめくりだす私。
でも、ぜんぜんピンとくる名前がない。イライラ、イライラ。
そこで旦那さまが文明の利器・携帯でIモード検索。
「鳥羽一郎、弟。こんなんで出るかな?」

すると・・・「出た!山川豊だ」

あぁ~、そうだよ、そんな名前だったよ。
しかも、と私はがっくりうなだれる。

「山川って・・・海と全然かぶってないし・・・」

脳年齢テストで「超17歳」と診断されたのは
何かの間違いだったんだろうか。
脳細胞はお酒を飲んでも、頭をどこかにぶつけても
どんどん破壊されていくらしいのだけれど、
どっちも思い当たるから嫌になる。
距離感がうまくはかれないのか、しょっちゅう頭をぶつける私。
それも視界がブレるほど思いっきりだもんなぁ。

でも、と私は遠い過去の記憶をたぐり寄せる。
あれはたしか中学に入学するかしないかの頃。

「もう起きなさい!起きないと遅刻するよ!」
強引に起こされた朝、私は火がついたように泣きわめいた。

「うわぁ~ん!!!お母さんがキャベツで殴った!!!!」

「何言ってるの。何がキャベツなの?」呆れる母に私は首を振り、
「キャベツじゃない。キャベツじゃない」と、さらに泣いた。
母が私を殴ったのは、キャベツで、ではない。
キャベツじゃなくて、キャベツじゃなくて・・・それは白菜だったのだ。
その「白菜」が出てこないのが悔しくて、私は泣き続けたのだった。
いや、もちろん夢の話ですよ。
うちの母は野菜で娘をぶったりしません。

お酒のせいでも、頭をぶつけてばかりいるせいでもない。
私は子どもの頃から、夢の中でもボケていたのだ。
つまり・・・「寝ぼけ」っていうやつね。

そんなわけで、脳を鍛えるトレーニングって
やっぱり必要なのかもしれない、と思った次第。


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# by onlymoonshine | 2006-11-08 15:34 | half moon

DVDタイトルにまた笑う

旦那さまとレンタルショップをハシゴ。
私は怖いからあんまり好きじゃないんだけど、
久々に観たい、と旦那さまが言うので
バトルロワイヤル1と2を探しに行ったのです。

一軒目のお店で。
棚から棚へと巡りながら
「探しにくい並べ方だなぁ~」とブツブツ言い、
「在庫とか、棚を調べられる検索システム導入すればいいのに」
などと言っていたら、
やはり同じように棚をずーっと巡っている女性二人が。
二人とも全体にパステルっぽいジャージにエプロン。
全身で保育士さんですよ、とアピールしています。
先輩らしい方の女性が、「こーんなね、こんな感じの踊りなの」
とやってみせてるところを見ると、
子ども達のためのダンスDVDを探していたのでしょうね。
店員さんに聞いても「ありません」と言われたようで、
彼女たちはお店を出ていきました。

私達もバトロワ1の方が貸し出し中になっていたので、
そのお店を出て二軒目へ。
すると。
そこでも先程の女性二人が・・・棚の間で踊っていました。
祝・再会。

さて、私達はこちらのお店へ入るのが初めて。
こっちはこっちで並べ方が違うので、
再び棚の間をさまよい歩いていると、
旦那さまがボソリとDVDタイトルに突っ込んでいました。

女ねずみ小僧って。小僧ですらない」

うはは。本当だ。
調べてみたら、これパチンコと連動したドラマみたいですね。

女ねずみ小僧 ただいま参上!

女でありながら小僧である、という
この不条理なタイトルのドラマはだいぶ前からあったようです。
1970年代に小川真由美さん主演のドラマシリーズが。
「今でいうバーのマダム」風のセクシー衣裳だったようですね。
そして、宝塚の男役出身・大地真央さんも女ねずみ小僧だったらしい。
こちらは1989年の作品だとか。

どうも時代を超えて時々出没するものらしいけれど、
やっぱり「ねずみ小娘」というわけにはいかないもの
なんでしょうか。
「女狼男」とか「男猫耳娘」とかいうのは
やっぱり変だと思うんですが。
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# by onlymoonshine | 2006-11-04 19:51 | crescent moon

更新 そしてメンテナンス

うかうかしてるうちにもう11月。
10月29日に開催したPick House初の
ハロウィン仮装パーティーのドタバタ模様は
Sunshine Market」で報告するとして・・・。

一年のうちに何度も思うんだけど、
早い。月日のたつのは、スバラシク早い。
こんな調子で一年が過ぎていっちゃうのは
なんかやばいんじゃないかと思うくらい早い。
人生の折り返し地点、なんてよく言うけれど
カウントアップからカウントダウンに切り替わる時期
というのがあって、そこから時間は加速するらしい。
人それぞれなんだけど、傾向としてはね、
男よりも女の方がすみやかにカウントダウンへ移行します。
まあ、おしまいの日を確定できない以上、
あまり意味のないカウントダウンなんだけれども。

早いな、と思うのにはなにかきっかけがあるもので、
我が家にも「えっ、もうこんな時期?」と焦る出来事が
巡ってまいりました。

それは「車検」。

先月の初めくらいに「そろそろですよ~」という
ハガキは届いていたんです。
でも、お金のかかることには
なるべく長く目をつぶっていたい私なので、
心にひっかかりながらも放っておくこと約ひと月。
「もうそろそろやばいんじゃないの~?」という
心の声が意識の中へ呼びかけてくるのも頻繁になり、
いやいやながらハガキを取り出してみました。

きゃ~!!車検の有効期限は今日まで!!

つぶっていた目を見開いた私は、
あわてて知り合いの整備工場へお電話。

「あのぅ、あのぅ、うっかり忘れてたんですけど(嘘)
 車検、今日までだったんです」
「お~良かったね、気がついて。急いで持っておいで」

持っておいで、はいいんだけど先立つものがなぁ。
なんで二年の間に車検費用を積み立てとかないんだ。
車検のたびに激しく悔やむんだけど、
いつだって後の祭りさ!わっはっは。笑えないよ~ぅ;;
とりあえず小金をかき集め、
かき集めても足らない分は他の支払いから流用し、
それでも足らない分は「また今度払います」と言い放ち(コラ)、
なんとか車検を切り抜けました。
実際、支払いが終わるまでは切り抜けたわけじゃないのデスガ、
整備してもらったおかげでちょっと調子もよくなった車で走ると
なんだかもう全てが完了した気になってるのがコワイ。
小心者の私もずいぶん気が大きくなったものです。
「なんとかなるさ」精神に満ち溢れた旦那さまの悪影響おかげかしら。

わが愛車、ワゴンRのサンボくん(ちっちゃくて黒いので)は、
実は車検前まで走るとカリカリとかシャンシャンとか
変な音をたててたんですが、
「ベルトを取り替えたから泣かなくなりましたよ」と整備士さん。
「それから、オイルはこまめに換えてあげてくださいね~」
とも言われました。ごもっともです。ゴメンナサイ。
走ればよいのだ的な考えをモットーとしている私たちは
ホントに車に手をかけない。
車検って、そういう手抜きさ加減を人目にさらすようで
ちょっと恥ずかしいなぁ、と二年に一度だけ反省する。
走ればよいのだ、だけど、
走らなくちゃ困るわけだから、
最低限のメンテナンスはしなくちゃいけないんだよなぁ。
身にならない反省ですが、こんなことを思うのも
二年に一度、きちんと車検が巡ってくるからなわけで。

車検とか、免許の更新とか、
そういう制度が人間関係にも定期的にあると
いいんじゃないかと思いますね。
お互いの関係をみつめなおして、
相手の状態をきちんと把握する。
変な音をたててたり、動きに変化が起きているなら、
やっぱりそこには何か原因があるんだし、
心地よい関係性を保つには、
ベルトを替えたりオイル交換したりするように
メンテナンスも必要なんだと思う。
自動更新だ、なんてタカをくくってると
決定的な故障につながる場合もあるわけですね。

そこまで手をかけるのは面倒だ、と思うなら、
それはやっぱり気持ちの温度が低くなってきているからで、
修理するより新車かな、なんてことにも発展しかねない。
でもねぇ、機械とちがって、
人間はなかなか勝手に壊れるもんじゃないからね。
そしてもちろん、どちらかだけに責任があるわけでもない。
人間どうしの関係に、10:0はない、って私は思う。

修復不可能な関係というのは、哀しいけれど確かにある。
でも、つらいことかもしれないけれど、
そこへ至るまでの原因をちゃんとみつめなおすことは、
最後の思いやりだし人としての礼儀だと思う。
ちゃんと、それをしないと、
新しく生まれる関係性まで、
きっとまた気づかないうちに壊してしまう。

積み重ねては壊していく、その繰り返しのなかからでも
何かは確実に自分のなかに残る。
だとすれば、やっぱり人生はカウントアップなのかなぁ、
などと思ったりもした「我が家の車検」だったのでした。
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# by onlymoonshine | 2006-11-03 15:17 | half moon

カチューシャ

またまた「Sunshine Market」との共有ネタですが。

Sunshine Marketが読めない!(原因不明)という方のために
ここまでの概略を解説致しますと・・・
うちのお店にご主人に連れられて遊びに来てくれた
ナディアさん(ロシア出身)がカラオケで「カチューシャ」をリクエスト。
ところが、うちのカラオケに入っていたのは
「カチューシャの歌」(作詞/島村抱月・相馬御風 作曲/中山晋平)で、
「コレジャナイ!」とナディアさんは不服そう。
ナディアさんが(もちろん原語で)歌いたかったのは、
私達が小学校の頃、「♪りんごの花ほころび~」
って教えてもらった方ですもんね。
(解説終わり)

「カチューシャの歌」は大正3年、芸術座で
トルストイ原作の「復活」を初演した時、
松井須磨子が歌った劇中歌。
当時大流行した歌なのだそうですが、
こっちは無実の罪でシベリアに送られることになった
娼婦・エカテリーナの物語。
一方、ナディアさんがリクエストした「カチューシャ」は
1938年~9年に作られた歌だそうで、
日本製「カチューシャの歌」の方が古いんですって。

(*参照「二つのカチューシャ」←結構おもしろかった!)

ナディアさんは「カチューシャ」を、

「戦争の時の、兵隊の歌。コイビトと離れる、逢えない。寂しい・・・。
カチューシャは、女の子の名前」

と、説明してくれました。
それにしても、みんな小学校や中学校で習ってる歌なのに
なんでカラオケには古い方しかないのかなぁ。
不服そうなナディアさんのために、ちょこっとだけ
歌い出しの部分を原語で歌ってみる私。すると彼女も、

「アッ!ナゼ、知ッテルノ?!」

目を輝かせて歌い出しました。
なぜ、知ってるかというと、まぁ、なんというか
うちの母がちょっとしたロシアかぶれ(?)だったんですわね。
うたごえ運動世代だもんなぁ。
昔、この街に「ウクライナ民族舞踊団」(ダッタカナ?)が
公演に訪れたことがあったそうで、
母はその時代のかったパンフレットを大事に持っていて、
私に見せてくれながら“原語カチューシャ”を
歌ってくれたりもしたわけです。

でも、母の歌ってくれた「原語カチューシャ」が
いかにいーかげんなものだったかを、
ナディアさんの歌で思い知りましたね。
母よ。全然ちがうやんか
あなたのロシア語、めちゃくちゃですわよ。
そのめちゃくちゃを、又聞きで覚えた私ナノデスカラ・・・
歌い出しでやめといてよかった。

それでもナディアさんは、
母から教えてもらったの、というと

「お母さん、すごい。お母さん、ロシアが好きね!」

と喜んでくれました。
そこでナディアさんのご主人が、ハタ!と納得。

「あー、それでアーニャって呼ばれてたの?」

はい正解。
Annieというニックネームは、
アカペラのグループを結成したときに命名してもらったもので、
うちの旦那さまはそれを変えて「アーニャ」って呼びます。
でも実は、子供の頃すでに「アーニャ」と呼ばれていた私。
はい、母のロシアかぶれのせいですよ。
ちなみに弟たちはサーチェンコターチェンコだった。
どんな家族なんだ。恥ずかしいなぁ、もう。

ナディアさんによると、

「アニーは、ほんとうはアンナ。アンナ・カレーニナのアンナよ!」

だそうです。
それを聞いて「♪あんな~ぁ~ クリスマスキャンドルの火はぁ~」
と歌い出す甲斐バンド世代のナディア・ダーリン。
してみると、梅宮アンナもアニーか。
梅宮アンナのお母さんも、たしか北欧出身でしたわね。

ナディアさんの本名はすごく長く、

「○○○○・ニコライエフ・ナディジダ・○○○○」

○部分は覚えきれなかった・・・。
ニコライエフ、っていうのはお父さんが「ニコライ」さんだから。
お父さんの名前まで、自分の名前にくっつくんですね。
そういえば、私がクラブでバイトを始めた頃、
夜の世界で遊び回っていたうちの父上を知っている人が
お客さんにいて、
私のことを父の名前でいつも呼ぶので閉口したことが
あったっけなぁ。

そんなことを思い出したりもした国際交流の夕べでした。


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# by onlymoonshine | 2006-10-24 14:48 | half moon

トラックバックについて考える

あんまり触れない方がいいのかなぁ、とも
思ったりするんですけれども。
なんかすごいタイトルのトラックバックが。

・・・カンボツって・・・ねぇ。言われましても。

いや、真剣に悩んでいらっしゃる方もいるはずなので、
ここは私も真剣に考えるべきなんだろうか。
これで私は結構なんにでも真面目に取り組むタイプなのよ。
赤ちゃんの時はみんなカンボツしてるはずだ。
大人になっても、そのまんまっていうことだよね。
それって・・・なんかかわいくない?
かわいっぽいけど、やっぱり問題あるのかなぁ。

一応、真面目に調べてみましたよ。

「・・・原因は乳首が充分に発達していないことだと
 されています。このまま放置しておくと、出産後
 赤ちゃんに授乳するときの障害になったり、 垢が
 たまって不潔になり炎症を起こすことがあります」

んお。わりと問題あるんですね。
でもね、これ調べたのは婦人科クリニックのHP
だったんですけど、
「特殊な糸で縛って、入院・通院も不要、
 傷痕も残さず、当日シャワーもOK」
な治療があるそうですよ。よかった、よかった。

こちらのHPです。「婦人科の正しい知識


「洗濯ばさみ」は使わなくてもよさそうです。
いや、無茶だ、洗濯ばさみなんて痛すぎる。

かくいう私も、実は子供の頃、洗濯ばさみで
“ある部分”をつまんだことがあるのですが。
私の場合、それは・・・「鼻」。
カンボツこそしてませんが、生まれたばかりの私を見て

「粘土に指を二本プツッと指したような鼻」

と父が表現したほど控えめなお鼻ちゃんは母譲り。
祖母と母と私の鼻は瓜みっつです。
よく「鼻が上向いてる」なんて言いますが、
なかなか上は向きませんよ。
「前向き」な鼻と言ってほしい。

そんなことはどうでもいいんですが、
やっぱり子供心に悩んでいた私は、
小学校から帰宅するとひそかに洗濯ばさみで
鼻をつまんでみたのです。
ちょうど鍵っ子で、うちには誰もいなかったので。
はじめは痛い。
そのうち痺れてきて、あまり痛みを感じなくなる。
ところが、そういう時に限って、
ご近所の人が回覧板を持ってきたりするんですねぇ。

居留守を使う、という頭もなく、
でも、このまま玄関に出るわけにもいかず、
鼻から洗濯ばさみをはずすと・・・・うひょ~!!
いきなり血の通い出したお鼻ちゃんがじんじん痛い。
鏡を見ると真っ赤になって、
おまけに洗濯ばさみのスジスジがついている。

季節はずれの赤鼻のトナカイ、みたいになって、
それでも鼻を押さえつつ玄関に行くと、
隣のおばちゃんが心配そうに、

「どうしたの?鼻血?見せて」

いやあああ、見ないでおばちゃん!
顔中真っ赤にして首を振る私。

「恥ずかしくないから!見せてごらんなさい」

いや、恥ずかしいんだってば。やめて。やめてよおう!
赤いだけならともかく、
このスジスジをどう説明すればいいのか。
必死に拒否する私に首をかしげながらも、
おばちゃんはようやく諦めてくれましたが、
それ以来、私は「洗濯ばさみ隆鼻術」を断念しました。

洗濯ばさみはやたらに使うもんじゃない。
続けていたら、今頃もう少し鼻が高かったかもしれない、
などと、思わないでもない、けどね。
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# by onlymoonshine | 2006-10-21 11:48 | moonless

秋祭り

10月はお祭りシーズン。
ここ2、3週間ほど、週末になると
パパン!パパパパパン!!・・・と
爆竹の音が聞こえてきたり、
運転中におみこしの列に出くわしたりしてました。
夜ともなれば、あちこちで打ち上げ花火が上がります。
これは最近になってのことじゃないかと思うんだけど、
住宅地の真ん中の小さな公園でも
打ち上げ花火を上げてたりする。
普通の住宅密集地なので、
火の粉は公園の横に建っている家の屋根とかに
バラバラ落ちてきたりしてます。
大丈夫なのかなぁ、と、ちょっと心配になりますね。

一応、その地域の消防団が控えていて、
小さい消防車が停まってたりもするんですけど。
でも、屋根とかに火がつく前に、
念のために水をかけるわけにはいかないんだろうし、
火がついちゃったらいくら消し止めてくれても
オダヤカじゃないよなぁ。
その付近の人がみんな祭りで盛り上がっていて、
ちょっとくらい屋根がコゲたってケガ人が出たって仕方ない!
祭りだ、祭りだ!って雰囲気ならいいんですけどね。
この地域でも祭りを盛り上げようぜ、って感じで始まった
新興のお祭りには、
まだ住民の祭りに対する「覚悟」みたいなものが
腹に据わってないんじゃないか、って気がする。
覚悟が決まってないのに、なんとなくコトを進めてしまって
問題が起きてから文句をいう人がやたらに出てきて
大騒ぎになる・・・っていうのは
この国にありがちな場面だと思うんですが。

ん~、こういうのを老婆心というんだろうか。
でも全体が浮き足立ってる時にこそ、
老婆は何人かいた方がいいんじゃないかと思いますね。
もちろん、老婆だらけでも困る。
要はバランスなんだろうなぁ、という場面に先日出会いました。

それは、天狗連イロモノメンバーに営業の声を掛けて頂いた
ある神社でのお祭りでのこと。
結構歴史あるお祭りのようで、手筒花火の奉納があったり、
広い境内には屋台もいろいろ出て、大勢の人が集まります。
ステージでは地元小学生も参加する和太鼓の演奏に続き、
我が天狗連の漫才、太神楽、コント、
そして最後にみんなのお楽しみ!「抽選会」が行われます。
ステージ前に集まっている人々の目的は、
ほとんどこの「抽選会」というわけで、
私達の漫才なんて聞く人いるのかしらね~、という
感じだったんですけれども。

私がその「場面」に遭遇したのは、ステージ裏の控え室。
出番を終えて控え室に戻り、お弁当を頂いている横で、
若者が中心の実行委員さんたちが
抽選箱の準備をしていました。
住民の方々が住所や名前を記入した紙を箱の中に入れていく、
その作業の途中、
ハッピ姿のおじさまが少々酔っぱらい気味の様子で現れ、

「おーい、これも入れてやってくれ。
 なんか当ててやってくれよ~」

と、若者達に声をかけたのです。
そのおじさまは、まあ、お祭りの世話係みたいな人なんでしょう。
誰かから「なんか当たるようにしてね」と頼まれて、
おーし任しとけ、くらいの感じで引き受けちゃったんですね。
すると、実行委員長らしき若者は「キッ!」と振り向き、

「そういうことはできないんで!
 公平じゃないと問題になるから困ります!」


と言い放ちました。
バチン!と拒絶されたおじさまは、一瞬きょとんとした顔になり、
そして、憮然とした表情を浮かべると背を向けて外へ。
実行委員長の若者は、ちょっと青筋たてた顔つきのまま、
「ああいうのは、ホント困る」とブツクサ言いながら
作業を続行しています。
落語の登場人物なら「剣呑だねぇ」とでも言いたい雰囲気。
あらら、と思いつつも黙々とお弁当を消化する私達みるくわいん。
なんかこういう時は箸が置けなくなりますね。
不穏な空気を感じると、人はトリアエズ目先のことに集中します。

しばらくして、そこに登場したのは
ハッピ姿の老婆、ならぬ老爺。
手にはさっきのおじさまから受け取ったらしい紙。
老爺さまは「おいおい」と言いながら座敷に上がってきて、

「わしが○○さんからこれを預かってきたで。
 あの人も祭りのためにいろいろ動いてくれた人だから
 あんたも頭ごなしに文句をつけちゃいかん」

と、若者を諭しました。実行委員長はそれでもブツブツと

「でも、こういうことは、公平じゃないと・・・」

と言いかけましたが、老爺さまは穏やかな調子で続けます。

「公平じゃなきゃいかんよ。
 だから、あの人の顔も潰さんで、
 誰からも文句が出んようにすればいい。
 この紙は置いていくでな」

紙を抽選箱の上に置き、飄々とした様子で出ていく老爺さま。
黙ったまま、その紙をみつめる委員長。
そして、彼の出した結論は、というと・・・
クジを引く係りを、会場に集まった子ども達に任命したのです。
次々とステージに上がってきては、ちょっと背伸びして、
抽選箱から神妙な顔で紙を取り出す子ども達。
その姿には、誰も文句のつけようがありません。
会場のどこかで笑っている老爺さまの姿が見えるようです。

爺さま、お見事。
若者の言っていることは確かに正しいけれど、
正論を振りかざすだけが能じゃない。
うまくおやんなさい。
祭りは楽しむもんなんだよ。
・・・爺さまは若者にそう伝えたかったんですね。

うまくやる、という言葉の響きを
あまり心地よく思えなかった時代もあったけれど、
私もだんだん頑ななだけが能じゃないな、と思えるように
なってきたような気がします。
まあ、そう思いつつも、うまくやれないことの方が
いまだに多いんですけれども。
やはり、老婆は一日にして成らず、ですわね。

ついでですが、肝心の漫才の方はどうだったか、と
申しますと・・・まあ、お祭りだしね!あんなもんじゃないの?
(逃げ口上)
ちょっと困ったのは最前列に「ツッコミ客」がいまして、
みるくちゃんがボケをかますたびに

「バッカじゃね~の~!」
「そんなことも知らね~の~!」


と叫ぶんです。
あの・・・ボケてるのは、この人の仕事なんで。
そーじゃないと漫才って成立しないんで。
その人のツッコミを阻止すべく、先回りしてツッコむ私。
というわけで、間もなにもあったもんじゃない漫才になりました。
ま、これも経験だ!

この街の秋祭りシーズンも、
今週末でそろそろ幕を閉じる頃です。
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# by onlymoonshine | 2006-10-19 12:20 | half moon

ハナミズについて考える

Sunshine Market」からの持ち越しネタですけれども。

ん~、なぜか、「Only Moonshine」は見ることが出来るのに、
「Sunshine Market」は見られないよぅ、という方が
いらっしゃるようなのですね。
私には理由がイマイチわからないんですが。

だからといって、同じネタで2つのコーナーを引っ張ろう、という
そんな魂胆はないのですよ。ええ。
向こうでは触れてない部分に言及していこう、というね、
そういうココロミなわけです。
両方読めるのが一番いいけど、
こっちはこっちで成立させましょう、と。
なんだかんだ言ってネタ元は一緒なんですが、
風邪ひきさんだしね、勘弁してやってくださいませ。


*「Sunshine Market」が読めない方のための解説。

先週からの風邪をいまだに引きずっている私は、
痰のからんだ痛い咳に苦しんでいる。
薄々勘づいていたことだけれど、
痰とハナミズの成分はほぼ同じはず。
口から出れば痰、鼻から出ればハナミズ、と
呼び名が変わるだけのことだろう。
だが、同じ成分であるとしても、
出来ることなら、全て鼻から放出してしまいたい。
口から出るとなんか汚い感じがするし、
カアアアアアッ、ペッ!ってゆーのがどーにも親父くさいし、
それに、痰がからんだ咳ってすごくすごく痛いから。

そんなわけで、必死で鼻をかみまくっている私である。

                        (解説終わり)

さて。
鼻をかむ、という行為も実はあまり格好良いものではない。
少女時代には非常に抵抗がありました。
音も、なんかね、ズビビビィとかいうし。
でも、もちろん時と場所を選びはしますが、
いつの頃からか世間的に、
さほどの抵抗がなくなったように思います。

これを、私なりに分析するとね。
まず、抵抗がなくなってきた第一の理由は

①花粉症の大流行。

これだと思います。
花粉症というのが世の中に認知され始めてから、
鼻がムズムズする、ハナミズが止まらない、という症状を
みんなが「致し方のないもの」と容認するようになった。

ハナミズが容認された、この背景の大きなポイントは
「花粉症」が幼児~若者の間で広く蔓延したことにあるでしょう。
もちろん中年以上の層にも花粉症に悩まされている人はいますが、
基本的には「若者発」の新しい病気。
これがオジサマ、オバサマの間に蔓延した病気だったら、
いくら「花粉症だから」と鼻をかんでも
うわ、ダッサーい、汚~い、信じられな~い、と
若者層から総攻撃を受けたに違いありません。

おまけに「田舎に住んでる人は花粉症にならない」とか、
「ギョウ虫検査で引っかかったコトのある人は花粉症にならない」等、
様々な説が囁かれたりもして、結果、
「花粉症はデリケートな現代人の病気」
という認識が生まれ、
「花粉症(=デリケートな現代人)だから鼻をかんでもしかたない」
という理解の仕方につながったのではないでしょうか。

これがね、オジサマにのみ蔓延した病気で、
「鼻から出そうが口から出そうが同じ成分」だとして、
昔はどこの駅にもあったという「痰つぼ」に
カアアアッ、ペッ!とやる姿を若者が容認したかというと
けしてそうはしなかったと思うんですね。

そして、さらにもうひとつ、
ハナミズに対する抵抗をなくしてきた原因をあげるとするならば。

②女優の“泣き”の演技における変化。

これは、あるんじゃないでしょうか。

一般的に、人間は泣くとハナミズも出ます。
鼻と喉だけじゃなく、
目もつながってる、という証明ですね。
涙を流すのと同時に鼻をすする、というのが
“泣き”のパターン。
ところが、ほんの十数年前くらいまでは
女優さんは涙を流しても、ハナミズを見せることはなかった。
その頃彼女たちに求められていたのは
「美しく泣く」ことだったのです。

でも、時代とともに、映像にも演技にもリアルが求められてきた。

たとえばラブシーンでもそうですが、
昔は「ここまでが限界」というお約束みたいなものがあって、
あとは観る人の想像力におまかせ、だったんだけれど、
どんどん、見せる方向へと移行してきております。
女子高生のスカートがどんどん短くなったように、
拍車がかかっていくわけですね。
見えそうで見えない、なんて言ってはいられない。
見せましょう。でも、見せても大丈夫なパンツをはきましょう。
そんな感じ。

ハナミズからだいぶズレました。

ラブシーンと同様、泣きの演技も
美しさからよりリアルな泣きへ。
そこで登場したのが「ハナミズ泣き」だったのです。
いや、実際はハナミズを出そうとしたわけじゃないと思う。
本気で泣いたらハナミスもどんどん出る。
すすっても、すすりきれないほど出る。
そして、この「すする音」というのも結構やっかいなのです。

これは私も舞台で経験したことですが、
泣きの場面というのは大体静かなものです。
そこに、鼻をすする音がやけに響き渡ってしまう。
なるべくハナミズが出ないようにしたいのですが、
舞台って昼公演・夜公演があったりするので、
昼間に一度泣いてると夜は涙腺がゆるんでいて、
涙を我慢していてもハナミズだけは出てきてしまったりする。
静かな場面の、聞かせどころのセリフに混じって
「スンスン」、「ズズ、ズズ」、と鼻をすする音。

「おまえ、ちょっと鼻すする音がうるさい」

と、演出家にダメを出された私は、苦肉の策で
ハナミズが限界に来たところで相手役の胸に顔を埋め、
相手の衣裳の裏側で垂れてきたハナミズを拭く、
という暴挙に出ました。
相手役は最初、「今日はなんて情熱的な演技」と
思ったらしいのですが、のちほど私が
「衣裳の裏側、ガビガビになってない?」
と謝りに行ったことで全てはバレてしまい・・・演出家は

「ハナミズくらい垂らせ!テレビでも垂らして泣いてるぞ!」

と、怒りました。
そうなのです。
リアルな「ハナミズ泣き」が容認されてきていたのです。

私の記憶が確かならば・・・元祖「ハナミズ泣き」は
「金曜日の妻たち」の小川知子さんの演技。
美しい女優さんが、愛する人の前でハナミズを垂らして泣く。
たぶん、きらりと光る一筋のハナミズに気づいた時、
「あっ!」と思った人は多かったのではないでしょうか。
と、同時に
「・・・アリなのか」と、やはり多くの人が思った。
その後、映像の世界でハナミズ泣きが広まっていくに従い、
世間もハナミズに対して寛容になっていったのだ、と
私は思います。

若者発の「花粉症」と、女優さん発の「ハナミズ泣き」で
世間に認められてきたハナミズ。
そのうち日本でも、イギリス人とかのように
ハンカチを広げて鼻をかむ、という行為が
当たり前になるのでしょうか。
鼻をかんだハンカチ、洗うのって大変じゃないかな~、
もしかして、あれって使い捨てなのかな~、
などと考えながら、
今日も箱ティッシュを空にしてしまう私なのでした。
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# by onlymoonshine | 2006-09-29 11:25 | moonless

なんだ、そりゃ

ありがたいことに
病院、という場所にあまり縁のない日々を送ってきた。
だから私にとって、病院は長年緊張する場所だった。
それは、プロを前にした緊張なのだと思う。
こちらの痛みや、発熱や、出血に対処する冷静な診断。
看護婦さん(看護士、と呼ぶようになったのは最近のことだ)の
丁寧だけれど手早く、無駄のない処置。
注射さえ苦手な私としては、
どんな痛い目にあうかわからない怖い場所ではあったけれど、
もう病院しかない、という時には
それなりの覚悟をして身を委ねに行くところだった。

父が大きな病気をして約一年間。
病院へ足を運ぶ機会が増えて、
今、病院はこうなっているのか、と思うことがよくある。
たとえば、ナースセンターでの対応。

「○○号室に入院している、□□の家族ですが」
と、事務員さん(男)に声をかけると
「うん」
という返事。

うん?うん、ってなんだ、そりゃ。
こっちは敬語で話してるんだぞ。
そういえば、救急センターに電話した時も、
「先月入院していた者なんですが、ちょっと体調が悪いようで」
と言ったら、「うん」と言われた。
今、病院は「うん」の時代なのか。引っかかりながらも、
「先生からお話があるそうなので、伺いました」
と言うと、いきなり後ろを向いて、
「△△さぁん、□□さんの家族のヒトに話があるって聞いてる~?」
と、看護婦さんに声をかけた。
それもなんだかベッタリした、面倒くさそうな調子で。
少々お待ち下さい、のひと言もない。
家族に先生から話がある、と聞けば
家族はそれなりに緊張しているものだ。
それなのに、向こうの対応には緊張感のかけらもなく、
もちろん家族の緊張に対する思いやりなんて全くない。

お医者さんも、似たようなものだった。
濃度の高い点滴をする場合に、
腕の血管ではつまってしまう可能性があるので、
鎖骨の近くから心臓に近い位置に管を入れて点滴する
「中心静脈点滴」
の説明を受けたときのこと。

今はなんでも「最悪の可能性」も提示するようになっている、
ということは
父の手術からこっち、何度も耳にして知っていた。
「まれに」とか「百人に一人くらいの割合で」とか
注釈が付くにしろ、そんな可能性があると聞くのは
気が滅入るし、なかなか慣れるものでもない。
でも、病院側も自分たちを守らなくてはいけないのだろうから
仕方ないのかな、と考えるようにはしている。

でも。それにしても。

「目に見える物に針を刺すのは簡単ですが」
と、前置きしてお医者さんは説明を始めた。
「見えない部分に、ここかな、と勘で刺すわけで難しいんです」。
勘、という言葉がまずカンに触る。

「可能性としては、針を肺に刺してしまうこともありえます。
すると、肺からぷしゅーっと空気が漏れます。苦しいです。
肺から漏れた空気を吸い出すために、管を入れます。痛いです。
でも、僕も何度か肺に穴を開けちゃったことはありますが、
それで命に関わるようなことにはなりませんでした」

えええ?穴、開けちゃったことが何度かあるの?
大丈夫なんですか、それ。
ぎょっとして目を見張った私の前で
お医者さんは話し続ける。

「もうひとつの可能性としては、静脈と並んでいる動脈に
針を刺してしまうことがあります。
動脈からの出血が、肺に入ってしまうとちょっと大変です。
僕も動脈に針を刺しちゃったことがありますが、
でも、そこまで大変なことにはなりませんでした」

ええええ?これも、やっちゃってるの?
私はますます目を見張る。
こんな可能性を、それもやっちゃったことのあるお医者さんから聞き、
「以上の可能性をもって、それでもあなたは中心静脈点滴を
しなくちゃいけなくなりそうなんですが、同意書もらえますか」
と、父は用紙を手渡されるのだ。
そうですよ、全部患者の前で、こんな話をするんですよ。

これって、脅し?

なんでも包み隠さず話してくれる、フランクなお医者さん。
そう考えるべき、なのかもしれない。
でも、なんだかあまりにくだけすぎ、というか
ぶっちゃけすぎじゃないだろうか。
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# by onlymoonshine | 2006-09-26 11:12 | moonless

Cold

か・・・かでをひいでしばいばした。

訳注:風邪をひいてしまいました。

ん~、二日くらい前からこんなことになっております。
いや、もう少し前から、前兆はあったのですが。

「ひき始めに効く」というカッコントウを飲み始めたのが
ちょっと遅かったみたい。
今回のは鼻づまりからきました。
話している途中や、歌ってる途中に、鼻の奥で
「ぴす」
という音がします。
耳が壊れるんじゃないか、というくらい鼻かんで、
それでもなかなかすっきりしないなぁ・・・と思っているうち、
あらら、喉もちょっと変になってきましたぞ。

そして、今日は少し咳も出始めています。

咳・鼻・喉とくれば、もう堂々の風邪っぷり。
でも、熱はさっぱり出ません。
鼻がつまってるせいか、頭が重く、
喉の辺りにも熱を持っているような気がしたので
体温計を挟んでみると・・・35.8度。   エー。

なんだか体のだるぅい感じを完全否定するかのような低さ。

これでシンドイとか言ってるのは、
なんだか申し訳ない気がしてしまう。
気の持ちようでなんとかなる程度の風邪なんだ、きっと。
でも、この風邪を入院中の親父さまの所へ
持ち込むわけにもいかないので、
今日はお見舞いをパスしました。ごめんよ、親父さま。

数日前、旦那さまが軽く発熱していたので、
きっとその風邪が私の方に来たんだね、と言っていたら、
なんと今日、旦那さまが
「鼻の奥が痛くなった」
と言うではありませんか。
あれ?こっちからそっちにうつったの?
じゃ、あの発熱は・・・なんだったんだ。アトピー熱か?

あぁ、なんか体がだるだるなので文章もだるだる。
でも、「風邪なんです」と胸をはるには低体温。
もともと体温が低いので、
37度超えたら私には高熱なんだけど、
35.8度じゃ、なあ・・・。
気分が乗りません。気分、って、オイ。

季節の変わり目なんですなぁ。
秋の風邪を身にまとい、だるだるな私であります。ぴす。
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# by onlymoonshine | 2006-09-23 18:19 | moonless

保身

自分がかわいい。

それってあたりまえだし、
大事なことだと思う。

自分をかわいがって、大切にできないなら
ひとのことも大切になんてきっとできない。

でも
世の中には
自分がかわいくて
自分を悪く思われたくなくて
引き替えにひとを貶めてしまう人がいる。

言い訳だったり
責任を逃れるためだったり
自分を正当化するためだったり
そして、たぶん自分自身を納得させるためだったり。

言い訳しないで生きていくのは難しいのかもしれない。
正統な理由付けと、言い訳の境界線をひくことも。
そんなの言い訳だよ、って言われることもあるし、
いま何を言っても言い訳になるな、と
口をつぐんでしまうこともある。

でも、だからって、人を引き合いにだすのはずるい。
そのことだけは、そう思う。

そうまでして、何から自分を守りたいんだろう。
そうまでして、守りたい自分ってなんなのかな。
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# by onlymoonshine | 2006-09-09 16:58 | moonless